学部・学科健康栄養学科教授
氏名冬木 啓子/ふゆき けいこ
学位博士(農学)(京都大学)
専門分野農業経済学
所属学会地域農林経済学会、日本農業市場学会
担当科目くらしと経済、フードシステム経済学、家庭経営学、基礎ゼミ
研究テーマ(1)中央卸売市場創設による地場流通機構の再編と地場産地に生じたの変化との関連
(2)市場外流通の変遷と地場産地の取り組み
(3)地場産廃棄果実バイオエタノール開発の有効性
研究の方向性 日本の食流通形態が国内外の諸事情で大きく変化しようとしている。各流通機関の担うべき役割を明確にし、市場流通・市場外流通を総合的に研究することにより、効率的で安全な食流通のあり方を考えたい。
食流通に乗らない、圃場で廃棄される農作物の利用方法として、廃棄青果物からバイオエタノールを製造することを提案してきた。現在その有効性を検討している。
主な著書 (1)『地域資源と組織の現代的評価』明文書房、平成5年11月。(共著)
(2)(書評)『バイオマス静脈流通論』農業と経済、平成27年10月。


主な論文(1)「市場創設が地場産地へもたらした影響
   ―奈良県中央卸売市場とトマト地場産地を事例として―」
  農林業問題研究、第110号,22〜30頁、平成5年3月。(単著) 
(2)「県内産地の出荷対応を変えた奈良県中央卸売市場の特性」
  農林業問題研究、第120号,112〜120頁、平成7年9月。(単著)
(3)「地場流通での中央卸売市場の役割」
  桜井女子短期大学紀要、第21号、55〜62頁。平成11年12月。(単著)
(4)「情報教育推進の一考察
  −桜井女子短期大学児童教育学科情報教養コースを事例としてー」
  桜井女子短期大学紀要、第21号、69〜76頁。平成11年12月。(共著)
(5)「奈良県産トマトの価格形成の特徴
  −規制緩和下の卸売市場を事例としてー
  桜井女子短期大学紀要、第23号、45〜54頁。平成13年12月。(単著)
(6)「新大学設置における情報教育と情報環境についての一考察」
  桜井女子短期大学紀要、第23号、89〜96頁。平成13年12月。(共著)
(7)「中央卸売市場創設と地場産地の対応に関する実証的研究
  −奈良県におけるトマトの事例を中心として−」
  学位論文(京都大学)、平成15年3月。(単著)
(8)「中央卸売市場の創設が地場産地に及ぼした影響
  ー宮崎市中央卸売市場と宮崎県内産地を事例としてー」
  農業市場研究、第14巻第1号、103〜106頁、平成17年6月。(単著)
(9)「中央卸売市場の機能」
  −宮崎市中央卸売市場を事例として−
  畿央大学短期大学部研究紀要、第27号、97〜104頁、平成18年3月。(単著)

(10)「中央卸売市場の機能U」
  −奈良県中央卸売市場を事例として−
  畿央大学短期大学部研究紀要、第28号、59〜68頁、平成19年1月。(単著)

(11)「市場対応の産地間相違」
  畿央大学短期大学部研究紀要、第28号、59〜68頁、平成19年1月。(単著)

(12)「価格形成の市場間格差」
  畿央大学短期大学部研究紀要、第28号、59〜68頁、平成19年1月。(単著)

(13)「奈良県産廃棄柿バイオエタノールの製造・流通」
  農業市場研究、第18巻第2号、46〜52頁、平成21年9月。(共著)

(14)「廃棄果実バイオエタノール製造への廃棄野菜の活用に関する研究」
  畿央大学紀要第13号、平成23年3月。(共著)

(15)「果樹廃棄物のバイオマス利用」
  農業と経済第78号、59〜65頁、平成24年6月。(単著)

(16)「廃棄果実を利用したバイオエタノールの製造」
  全国農業共済協会NOSAI64号、平成24年12月。(単著)


(17)「廃棄果実バイオエタノール製造における原料バイオマス量平準化コストの考察
   −山形・福島と奈良・和歌山地域を事例として−」
  農林業問題研究第191号、56〜61頁、平成25年9月。(単著)

(18)「廃棄液体加工食品由来バイオエタノール製造の経済効果」
  日本農業市場学会27巻4号、67〜72頁、平成31年3月。(単著)





学会発表(1)「日本農業市場学会2004年大会、於九州大学」
題目:中央卸売市場の創設が地場産地に及ぼした影響
   ー宮崎市中央卸売市場と宮崎県内産地を事例としてー
(2)「日本農業市場学会2008年大会、於東京農業大学」
題目:奈良県産廃棄富有柿バイオエタノールの生産・流通
   ー西吉野地域の地場流通を事例としてー
(3)「日本農業市場学会2009年大会、於三重大学」
題目:生産者主体の廃棄果実バイオエタノール製造システム
(4)「地域農林経済学会2011年大会、於愛媛大学」
題目:廃棄果実バイオエタノール製造の経済評価
(5)「地域農林経済学会2012年大会、於大阪経済大学」
題目:廃棄果実バイオエタノール製造における原料バイオマス量平準化コストの考察
    −山形・福島と奈良・和歌山地域を事例として−
(6)「地域農林経済学会2015年大会、於鳥取大学」
題目:廃棄液体飲料・廃棄液体調味料由来バイオエタノール製造の社会的有効性
    −廃棄果実バイオエタノール製造の補完財として−
(7)「日本農業市場学会2018年大会、於琉球大学 」
題目:廃棄7液体加工食品由来バイオエタノール製造の経済効果


 
   
受賞歴日本栄養士会会長表彰(平成23年)
社会活動地域農林経済学会理事(2010〜2014)

茶道部顧問として大学近隣で茶会を催し、地元との交流に努めている。
メッセージ 近年、農産物流通の形態は、広域・大量流通に急速に移行してきた。その変化に効率よく対応するために、市場が再編され、全国各地に中央卸売市場が創設されてきた。これら市場の創設は、小規模生産者のいる地場産地にも大きな影響を及ぼしている。それら生産者の割合の高い近郊産地を事例として、市場創設の影響とその発生要因を解明してきた。今後は、多様な事例を対象とすることにより、全国的に適用できる研究成果を得たいと思っている。
 毎年大量に発生する廃棄青果物の有効利用に関しても研究している。

 
メールアドレス k.fuyuki_@_kio.ac.jp